みやぎ盲ろう児・者友の会(愛称:ずんだの会)

みやぎ盲ろう児・者友の会(愛称:ずんだの会)

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~「みやぎ盲ろう児・者友の会」設立趣意書~


目と耳の両方に障害がある方々は、宮城県内に400名程いると言われております。


その障害は、[弱視・難聴]、[盲・難聴]、[弱視・ろう]、[全盲・ろう] など個々に違い、その障害の発生時期、病状の進行も違うため、障害の重さ、日常生活の困難さが理解されず、その存在すら福祉の谷間に置き去りにされているところです。


 盲ろう者の抱えるさまざまな課題を皆様にご理解いただき、一つずつ課題を解決して行くことが出来れば、盲ろう者も日のあたる所に出ることができます。


 生き生きと生活して行くために、ただ家の中に居るだけでなく、住み慣れた町で当たり前に暮らすことが願いですが、現実は外出、コミュニケーションもままならない状態です。


宮城県内の盲ろう者の集える場所が必要と感じ、「みやぎ盲ろう児・者友の会」の設立を考えました。



その目的は・・・



1.社会参加のために
(1)通訳介助者の養成
(2)通訳介助者の派遣と運営
(3)盲ろう者のコミュニケーション手段の習得



2.啓発活動
(1)一般社会に盲ろう者を正しく認識していただく活動
(2)同じ障害を持つ仲間への呼びかけ



3.盲ろう者の完全参加と平等に必要と思われる活動
 この目的を達成させるために、組織化を図り、盲ろう者とボランティアが共に運営することにより、盲ろう者の社会参加への意欲を喚起することが「みやぎ盲ろう児・者友の会」の主旨であります。