みやぎ盲ろう児・者友の会(愛称:ずんだの会)

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盲ろう者って?

 《『盲ろう者って?』》
「夜の海の底に沈められたような孤独な状態」
光も音も届かない『盲ろう』の世界・・・



Q 盲ろう者ってどんな人?
A 目と耳の両方が不自由な人たちのことを「盲ろう者」と呼んでいます。あの有名なヘレン・ケラーのような人のことです。



Q 盲ろう者はどのくらいいるの?
A 推定の人数は
  日本全国で・・・約1万3千人~2万人
  宮城県・・・約400人
  仙台市・・・約170人



Q 盲ろう者にはいろんなタイプがあるらしい・・・?
A 一口に盲ろうと言ってもその見え方や聞こえ方は様々です。
大きく4つのタイプに分けられます。
全盲ろう、盲難聴、弱視ろう、弱視難聴



Q 盲ろう者のコミュニケーションの方法は?
A 盲ろう者は見え方、聞こえ方、盲ろうになるまでの経緯によってそれぞれに合ったコミュニケーション方法を用いています。
例えば・・・
・手のひらの上にひらがなやカタカナを1文字ずつ書いていく「手のひら書き」
・左右6本の指を使って、点字タイプライターのキーを叩くように盲ろう者の指に点字を打っていく「指点字」
・手話の形を手で触って読み取る「触手話」
・弱視の盲ろう者に、新聞の見出しくらいの大きな文字を紙に書いて筆談する「弱視筆記」
・難聴の盲ろう者に、耳元で聞こえやすいようにゆっくりはっきりと話す「音声」
などなど。他にも、様々な方法があります。



Q 盲ろう者にはどんな困難があるの?
A 
・1人での外出が困難
・周りの人とコミュニケーションがとりにくい。
・目からも耳からも入る情報が制限されてしまうため、自力での情報取得が難しい。
仮に皆さんがテレビを見ようと思ったとします。しかし、テレビのスイッチを入れたいと思ってもほとんどテレビのスイッチが入らない。ときどきスイッチがはいってぼんやりと画面が映ったり、あいまいな音が流れたりするけれど、またすぐにスイッチが切れて、なにも見えず、なにも聞こえなくなってしまう。こういう不安定な状態がずっと続く・・・・・・。これが盲ろう者の「心の中のテレビ」の状態、つまり盲ろう者が外部世界の情報をキャッチするときに経験する状態のイメージでしょうか。
(盲ろう者への通訳・介助より)



Q 通訳・介助者って?
A 盲ろう者に対してコミュニケーションや情報入手に関する支援をしつつ、自由に外出できるように移動介助を提供する人のことをいいます。
通訳・介助者はその場にいる人たちの会話の内容だけでなく、話し手や周囲の状況など言葉以外の情報も含めた総合的な情報保障を行うことが求められます。
この通訳・介助者の存在があることで盲ろう者のコミュニケーションの自由と移動、外出の自由が保障されます。



Q 盲ろう者に対してどんなお手伝いができますか?
A ・身近に盲ろう者がいたら友の会や同じ仲間の存在を伝える。
目と耳に障害を負うことにより、強い不安や孤独を感じ、将来の生活を悲観し、絶望している人も少なくありません。ぜひ、友の会や同じ仲間の存在を伝えて、交流会に誘ってみてください。



・通訳・介助者となって盲ろう者を支援する。
盲ろう者のコミュニケーションと外出を直接支援したいと思われる方は「通訳・介助者養成講座」にお申し込みください。
講習会の詳しい日時は行事予定をご覧ください。



・友の会の活動を支援する。
みやぎ盲ろう児・者友の会の運営は皆さまからのご寄付や会費によって支えられています。当会にご寄付ご入会頂くことで、その資金を盲ろう者の自立と社会参加のために有効に活用させていただきます。



盲ろう者についてもっと知りたい方!
まずはご連絡ください♪
そして交流会に遊びにきてください♪